日常生活の中でなくてはならない公共サービスである電気・ガス・水道をライフラインといい、最近ではネットの普及で通信サービスも重要性を増しています。この4つの中で水道だけは他の3つと異なる特徴を持ち、電気・ガスと通信回線は人の発明や発見から生まれたものです。それに対して水だけは自然界に存在し、すべての生命に不可欠な存在として重要度が抜きんでており、その証として他の三つは民間運営なのに対して、水道だけは市区町村などの公共団体が管理しています。水のトラブルには、水質など水そのものの場合と、水漏れやつまりなど住宅設備のトラブルの場合があります。
水そのもののトラブルは運営者である地方自治体が対処しますが、水漏れやつまりの修理は民間事業者に依頼します。ただし、水漏れでは大切な荷物を濡らしてしまったり、マンションでは階下に浸水するなど被害拡大の可能性があるため、民間でも24時間の緊急修理対応をしている会社があります。水漏れの対処は、まず漏れている場所を止めることと、あふれた水をふき取る応急処置が第一段階で、原因を見つけて治すのが第二段階です。その場では水が止まって、ふき取り終えると治った気持ちになりますが、原因を見つけておかないと行き場を失った水が別の場所で漏れてしまうことがあります。
修理業者に依頼するには修理代と出張費がかかりますが、水漏れが拡大する被害はさらに大きいので、応急処置を終えたらプロの点検を受けるのが安心です。
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